矯正

当院では、取り外しのできる床矯正とマウスピース矯正を行っています。

歯列不正の多くが、歯列弓が狭く歯が並びきらないで、重なって生えてきてしまうという叢生(乱ぐい歯)です。

それを解消するために、拡大床を使って歯列弓の拡大を行い、スペースができたところで、マウスピース型の装置で前歯の修正を行います。

開始時期は、患者様が歯並びを改善したいと思った時です。

治療のゴール

従来の矯正の最終ゴールは、典型的な歯並び、かみ合わせ、顔貌を目的としています。(理想咬合)

当院では、患者様の要望「歯が重なっていて歯磨きができない」「糸切り歯が出ていて、唇を切ってしまうのをどうにかしたい」などをお聞きし、なるべく歯を抜かないで治療をすすめ、患者様が満足したところを治療のゴールとします。(満足咬合)

矯正治療のながれ

STEP1、相談および問診、診断用資料の収集

かみ合わせの状態や全身の健康状態を診査します。

患者様のご希望をお聞きし、満足できるゴールの設定を行う。

装置を作成するための印象採得を行う。

STEP2、治療開始

約1ヵ月後に、装置ができますので装着します。

装置の着脱の仕方、管理法、スクリューの回転の指導を行い、1か月後の予約をとります。

STEP3、定期的に通院

月に1回、治療の進行具合をチェックするために通院していただきます。

治療は、週に1~2回、ご自身でスクリューを回して拡大することが治療です。

この時に装置が少しでも浮き上がると、機能が半減するとともに失敗につながるので注意が必要です。

治療がすすむと、1年に1~3個、装置の交換が必要になります。

拡大後、前歯修正でマウスピース型の装置を装着します。

STEP4 、保定

歯の土台や個々の歯の移動が終了したら、後戻りを防ぐために保定に移行します。

2~3か月に1度ずつ受診していただき、後戻りがないことを確かめます。

治療期間・回数(症例により、期間、回数の増減があります)

治療期間、3~5年

治療回数、40~64回

費用(症例により増減があります)

総額:693,000円~957,000円

内訳:矯正初診料、330,000円

装置交換、55,000円×1~3回/年

管理料、5,500円/月

利点

・矯正のために、歯を抜かない。

・歯磨きの時ははずせるので、虫歯になりにくい。

欠点

・保険適応外の治療である。

・理想咬合にはならない。

・自分で取りはずせるので、はずしてしまうと治療がすすまない。